ヤクルトのドラフト1位吉村貢司郎投手(25=東芝)が19日ロッテ戦(浦添)で初実戦に臨む。先発としてマウンドに上がり、2イニング程度を投げる予定。高津監督も開幕ローテ入りを期待するルーキー右腕が、いよいよプロのマウンドでベールを脱ぐ。

沖縄・浦添キャンプは13日、完全休養で英気を養った。第3クールまでを終え、吉村は「順調です」と手応えを感じている。一方でこれまでのブルペン投球を見た高津監督は「バッターに対してとか、セットポジションだったり、細かいところの微調整はもちろん必要だと思う。ただ非常に順調に来ている。投げる球自体は非常によく見えています」と高評価を与えた。

最速153キロ、変化球はスライダー、カーブ、フォーク、ツーシーム、カットボールを投げ、決め球について「フォークは自信持って投げられます」と語る。目標を「開幕ローテ、新人王」と明確に示す新人に、キャンプのブルペンでは古田臨時コーチが打席に立つなど、期待は大きい。

「良い意味で目立たない」(高津監督)ひょうひょうとした立ち居振る舞いは、プロ1年目の1軍キャンプでも無用な緊張を感じさせない。吉村は「昔は緊張しいだったんですよ。東芝に入った直後ぐらいまでは。でもあまり気にしなくても良いのかなって」と達観。既にチームに溶け込んでいる。

19日の初実戦へ向けて高津監督は「打たれることはあると思うが、成長につなげてほしい。毎日勉強。経験を次に生かしてほしい」と期待を込めた。【三須一紀】

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