西武の新外国人マーク・ペイトン外野手(31=前ホワイトソックス)が“侍っぷり”で存在感を高めている。173センチの1番打者候補。体格も日本人に近いが、実直な姿勢が周囲を驚かせる。外崎は「めっちゃマジメじゃないですか」と興奮するようにたたえた。
「走魂」をチームスローガンに掲げ、6日の南郷キャンプ初日はベースランニングで始まった。ペイトンもいきなり本塁から一塁をほぼ全力で駆け、タイムも4・2秒を切った。外崎は「自分は絶対にコンディションや調子をプレーに出さない、自分は絶対にそういうことはないから、って言ってましたね」と喜び、同じように貪欲なマキノンとともに新助っ人野手に歓迎の意を示す。
山川のサク越えが注目された8日には、その陰でスライディング練習に参加。ペイトンは「キャンプであれだけユニホームが汚れることは本当に珍しい」と笑いながら、12日にもまた汚した。広島秋山がレッズ在籍時、日本野球を学んだ。実際に体験し「練習の強度に驚きました。エネルギッシュな雰囲気で楽しい」と青い瞳をキラキラさせる。
首脳陣の評判も上々だ。平石ヘッドコーチは「日本野球を知りたいと質問して来て、ものすごく吸収してくれる」とうれしそう。第2クール終了が迫る13日でも「あれ、こいつボロ出てきたのかな? っていうのもまだない」とニヤリ。そんなひたむきさが、シュアな打撃の助っ人侍ペイトンでござる。【金子真仁】



