ロッテの今季開幕投手に小島和哉投手(26)が内定した。3月31日に敵地ペイペイドームでソフトバンクと対戦する。

吉井理人監督(57)が28日、宮崎市内で行うソフトバンクとの試合会場を訪れて取材対応し、「小島でいきます。何人か他にも候補はいたんですけれど、2年間ローテをしっかり守って、規定投球回数を超えているのも彼だけですし。これからのマリーンズを背負うという意味でも頑張ってもらわないといけないので、いってもらうことにしました」と明かした。

すでに数日前には本人に電話で伝えている。「『すごいうれしいです』と言っていたので、意気に感じて頑張ってくれると思います」と期待を寄せた。

小島は初の開幕投手となる。早大から18年ドラフト3位で入団し、21年には10勝(4敗)を挙げて、リーグ2位に貢献した。昨季は3勝11敗と勝利には直結しなかったものの、防御率3・14の好成績で2年連続の規定投球回数到達など信頼を得ている。

2月12日に一時は石川歩投手(34)を開幕投手に指名していたが、右上肢のコンディション不良により白紙に戻っていた。

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