一打で流れを変えた。トヨタ自動車は、東京ガス先発の皆川喬涼投手(23=中大)に5回まで無安打に抑えられる。それでも6回に、2者連続四球などで2死満塁とし、代わった東京ガスの2番手投手が四球でそのまま押し出しで先制。なおも2死満塁の場面で指名打者の八木健太郎外野手(28=早大)がストレートを捉え右中間適時二塁打で3点を追加した。

試合後八木は「粘っていく、自分のやってきたスイングが出来て良かった」と振り返った。

藤原航平監督(43)は「これが野球。八木の1本が一番良かった」と話した。