日本ハムのドラフト6位、宮内春輝投手(26=日本製紙石巻)が6回に3番手で登板し、1回無安打無失点と快投し、開幕1軍入りへ大きく前進した。

3回の前打席で左越え2ランを放っていた好調のルーキー森下を中飛、昨季まで3年連続20発超えの4番大山には、3球連続カットボールで左飛に。わずか6球で3者凡退に抑え「いい当たりはされてましたが、詰まらせていたので。自信になった」と手応えを口にした。

高校時代は無縁だった甲子園で快投し「なんか夢だった舞台で投げられて、やっぱり感動した」。対外試合は、初登板した2月23日のロッテとの練習試合、オープン戦初登板の5日楽天戦に続き、3試合計3イニング連続無失点と、継続して安定感を披露。今回はリードを許している展開での登板も「オープン戦で結果を出し続けて、勝ちパターンで投げられるように」と思い描いた。

○…先発ローテ入りを目指すガントが、11日の阪神戦でオープン戦初登板する。エスコンフィールドでの2日の紅白戦は、1イニングを3者凡退に抑えるなど調子は上々。阪神戦は2イニングの予定で「僕はスタートが低いところから始まっているので、ポケモンのゲームのように徐々にレベルアップしていく。今はレベル25のミニリュウで、30のハクリュウまで、もう少し」と話した。