ソフトバンク和田毅投手(42)が4回2安打1失点で、開幕ローテーション入りをほぼ手中に収めた。140キロ台中盤の直球を中心に、7奪三振の快投。左腕は「チェンジアップも新しい速いカーブも試せた。収穫のある登板でした」と振り返った。

実戦初登板だった8日ヤクルト戦では2回無失点。11日には藤本監督が「次回いいピッチングをしたら(ローテに)当然ハマってくる」と明かしていた。現状ロッテとの開幕カードは、大役を務める大関、藤井、東浜の順で内定。敵地でのオリックスとの2カード目初戦も石川に決まっている。和田はこのまま中6日で調整を続け、その2カード目の第2戦(4月5日)に向かう流れとなりそうだ。

開幕ローテを巡っては、新加入の有原とガンケル、板東、高橋礼、武田と残り2枠を争っていた。その中で42歳のベテランが頭1つ抜け出し「次回も言われたところで準備します」と頼もしかった。

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