3年連続7度目の開幕投手を務めるヤクルト小川泰弘投手(32)が29日、広島との開幕戦(神宮)に向け「野手に投手の姿は見られている。常にマウンドにいるときは強気で、どんな状況でも逃げずに投げ込んでいきたい」と力強い言葉を選んだ。
高津監督から15勝、200イニング登板を目標にと指摘を受け「しっかり15勝を目標にして、200イニングもなかなかすごい数字ですけど目標を高く持って1年間頑張りたい」と話した。10勝と規定投球回数を目標に掲げていた小川に高津監督が「目標が低すぎる」と冗談交じりに注文を付けていた。小川は昨季25試合に登板し、8勝8敗。153回3分の1を投げ、防御率は2・82だった。
現在、通算92勝であと8勝を挙げれば100勝となるが「個人的なことですし、通過点だと思いますし、チームの日本一に向けてやっていく中でしっかり達成できればいいなと思います」と話した。