オリックス森友哉捕手(27)は、古巣との対戦を前にしても平常心だった。

オリックスは29日、西武との開幕戦が行われるベルーナドームで練習を実施。守備のあとの打撃練習では自分の番が終わるも、最後に“おかわり”練習。慣れ親しんだ球場で、しっかり振り込んだ。

くしくも一昨年、昨年の開幕戦と同じ顔合わせ、同じ球場。森にとっては9年間プレーした古巣との対戦。「西武ドームだから、というのはないですね。いいスタートが切れればいいなと思います。(古巣との対戦に)特別、はないです。勝ちにこだわってやっていけたらと思います」ときっぱり。気負いはない。

昨季のオリックスは、1勝2敗だった開幕カードから勝利を積み重ね、リーグ連覇と日本一をつかみ取った。「(開幕戦を)あまり意識しすぎるといい方向にいかないので、シーズン長いですし、143試合あるうちの1試合と思ってやっていこうと思います」。守備の要はどっしりと構えている。

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