初の開幕投手に臨む小島和哉投手(26)が30日、ソフトバンクとの開幕戦前日練習をペイペイドームで行い、WBCで世界一に貢献したソフトバンク近藤健介外野手(29)を最も警戒した。「(WBCで)テレビでもすごく打っているところを見ているので。(その前に)できるだけ走者をためてまわさないように。大胆に攻めていこうと思っています」。ダッシュなどで調整を行い「僕の中では143分の1より大事な位置づけ。2戦目、3戦目に勢いをつけられるような、打線の勢いもつけられるような後ろ姿で投げられたら」と意気込んだ。

対ソフトバンク戦はプロ入り後5試合に投げ0勝2敗と相性は決して良くないが、「昨年はBクラスで首位争いが出来なかったので、今年に関してはファンの方と一体になって、1つずつ勝ち星を積み重ねられるように頑張りたい」。自身としてもソフトバンク戦初白星で、チームのスタートダッシュにつなげる決意だ。【鎌田直秀】

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