DeNA三嶋一輝投手(32)が昨年8月に受けた国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術後初の1軍マウンドで無失点に抑えた。

同点の6回から昨年5月7日の広島戦以来、329日ぶりに登板。2死二塁から左前打を浴びたが、佐野の本塁への好返球に救われた。「歓声を聞いて、震えた。今日もいろんな人に支えてもらった。次に進める第1歩になったと思います」とかみしめた。

▽DeNA三浦監督(手術後初の1軍登板した三嶋に)「また1歩踏み出せた。一輝(三嶋)が戻ってきたのは非常に大きいです」