巨人田中豊樹投手(29)が復活の投球を示した。2点リードの8回に2番手で登板。1回を1安打無失点に抑えた。

この日、1軍に昇格し、大事な終盤のマウンドを任された。先頭木下は136キロフォークで空振り三振を奪った。2死から右前打を許すも、崩れなかった。岡林を148キロ直球で右飛に打ち取った。しっかり役目を果たし、大城卓とグラブタッチを交わした。

先月30日に支配下復帰したばかりの右腕。20年は31登板、21年は39登板を重ねた。しかし、21年オフに右肘関節のクリーニング手術を受けて育成契約となった。24日のオープン戦楽天戦では516日ぶりの1軍マウンドに立ち、1回を1安打無失点。26日楽天戦でも3者凡退に抑え、アピールを重ねていた。シーズンでの1軍マウンドは21年10月24日ヤクルト戦以来、524日ぶりだった。

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