今季初登板の西武佐藤隼輔投手(23)が、自己最速を更新する155キロをマークした。

4点を追う7回に4番手として登板。1死後、オリックス3番中川圭への4球目(結果はファウル)で自己最速153キロをマークすると、さらに7球目の同じくファウルになった球が場内スピードガンで「155」と表示された。

佐藤隼は仙台高(宮城)から筑波大を経て、21年ドラフト2位で入団。昨季は先発も経験したものの、プロ2年目の今季はリリーフとして開幕1軍入りしていた。

この日は2死を奪うと、最後はオリックス4番杉本を高め153キロで空振り三振に仕留めた。チームにはリリーフ左腕が不足している状況で、今後にも大きな期待がかかる。松井稼頭央監督(47)も「しっかり腕を振ってあれだけボールを投げられるというのは、これからもちろんいいところも含めてですけど、自分のいいボールをどんどん投げていってくれたらなと思います」と評価していた。【金子真仁】

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