プロ初先発した西武平良海馬投手(23)の先発初白星は、次回の登板以降に持ち越しとなった。

通算防御率1・66を誇っていた絶対的リリーバーは、昨オフに球団に直訴し、今季から先発に転向した。この日はプロ6年目、自身通算204試合目の登板にして初めての先発マウンドだった。

6回まで無失点に抑え、チームも1-0とリードしていたが、7回にオリックス・ゴンザレスに同点ソロを浴びた。その裏に味方打線が勝ち越せず。8回から2番手水上にマウンドを譲った。7回115球、5安打9奪三振で1失点だった。本塁打は浴びたものの、外野フライは1本もなかった。今季の対外試合で続けていた連続イニング無失点は「26」で止まった。

降板後、球団広報を通じ「初先発でしたが緊張はしなかったです。最後にホームランを打たれましたが、7回1失点という内容は全体的にまずまずだったと思います。ここ最近調子も良く、自分にとっては今日が開幕でしたが、楽しんで投げることができました。特に森さんとの対戦は面白かったです」とコメントした。

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