立正大が10安打10得点で先勝した。

日本ハムの飯山裕志内野守備走塁コーチ(43)の長男、志夢(もとむ)外野手(3年=中央学院)がバットで活躍した。3-0で迎えた4回1死一、二塁から右越えの3ラン本塁打を放ち、点差を突き放した。第1打席は右越え二塁打、第2打席は左前安打でサイクルヒットまであと1歩だった。「周りから言われて(サイクルヒットに)気づいた。常に1球を大事にすることを意識していた。いい結果が出て良かった」と笑顔で試合を振り返った。

守っては先発の土屋大和投手(4年=関東第一)が6回2/3を1安打1失点の好投。「心のどこかでは俺がやるしか無いと思っていた」と金剛弘樹監督(44)の期待に応える活躍でチームを勝利に導いた。