慶大は土壇場で同点に追いつき、立大と引き分けに持ち込んだ。プロ併用日のため、9回で3－3の引き分けに終わった。

8安打で効果的に3点を挙げ、堀井哲也監督（61）は「（9回は）3番からだったので、なんとか1人（塁に）出たらと思っていた。ビハインドで迎えた9回に追いついて引き分けに持ち込めたし、9回裏のピンチを切り抜けられた」と前向きにとらえた。

2－3で迎えた9回無死二塁、斎藤来音外野手（4年＝静岡）の中前適時打で同点に追いついた。

3番の広瀬隆太内野手（4年＝慶応）に今春4号ソロ、4番の栗林泰三外野手（4年＝桐蔭学園）が2安打、5番の斎藤来が2安打1打点と主軸が結果を残した。堀井監督は「クリーンアップの状態が上がっていることは、いい傾向」と話した。