明大が15-4で早大に快勝し、戦後初のリーグ3連覇へ王手をかけた。初スタメンの今井英寿外野手(2年=松商学園)が4安打4打点と起用に応えた。第2戦で連勝すると、戦前の37、38年に4連覇を達成して以来となる3季連続43回目の優勝が決まる。
泥だらけのユニホームは、活躍した勲章だ。初スタメンの今井が大暴れした。1-1の3回1死満塁、フルカウントから直球をとらえて右翼線へ勝ち越しの2点適時二塁打。思いきりガッツポーズを決めた。「スタメンで出て、絶対打ってやろうと思っていた。今までのヒットの中で一番うれしいです」と喜んだ。
6回2死では、初本塁打となるソロを右翼席へ。あと三塁打でサイクル安打達成のチャンスだった8回は左前打。「(サイクルは)全然意識していませんでした」と明かした。4安打4打点の活躍に、田中武宏監督(62)は「非常に状態が良かったので、いつか使いたいと思っていた。4安打は出来すぎですが、持っている力からすれば驚くことはない」と話した。
松商学園では投手との二刀流で高3夏の甲子園に出場。大学ではここまで野手に専念しており、上田希由翔主将(4年)にアドバイスをもらって打力アップ。「神宮で活躍したいと思って明大に入った。今日はチームメートのおかげです」。名前の由来は、サッカー元日本代表の中田英寿氏。明大の“ヒデ”が優勝へアシストする。【保坂恭子】



