立大は一時勝ち越したが逆転され、黒星を喫した。溝口智成監督(55)は「(8回の)勝負どころでバッテリーエラーが出て、粘らないといけないところで投手をふくめたディフェンスが守れなかった」と悔やんだ。

1点を追う3回1死三塁、菅谷真之介内野手(3年=市船橋)がフルカウントから139キロ直球をとらえて右翼スタンドへ運び、2ランで一時逆転。「フルカウントだったので、直球がくるかなと思ってイメージしていた。犠牲フライになるかなと思って、まさか入るとは思わなかった。風に乗って入ってくれました」と話した。

18年秋以来となる慶大戦勝利を狙ったが敗れ、1分1敗で第3戦に臨む。菅谷は「切り替えができるチームなので、ここから連勝をして勝ち点を取りたい」。慶大から勝ち点を挙げれば、16年春以来となる。