阪神が佐藤輝明内野手(24)の2アーチなどで両軍計37安打22得点の乱打戦を制し、今季最長タイの4連勝で4月19日以来、25日ぶりに単独首位に立った。今季初の先発全員安打で、14年8月5日ヤクルト戦で23安打して以来9年ぶりに21安打まで積み重ねた。15得点は今季最多で2度目。また、セ・リーグ最速で20勝に到達。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。

 

(テレビインタビュー)

-先発9人全員安打で今季最多の21安打

「あっそうですか。いやいや、まあ、この雨のね、状況が悪い中で、みんな集中力持ってね、打席に立ったんじゃないですか」

-佐藤輝に2本のホームランが出た

「まあ、初回のホームランでいけるかなあと思って。西純が、ああいう感じになったんですけど、まあ、あそこ(4回)満塁で…。あれで決まったようなもんですけど」

-佐藤輝は明らかに調子があがっているか

「いや、もう。まだねえ、ちょっと内容的に悪い打席はあるんですけど。まあ、これは3回に1回、ヒットを打てばいいというか、バッターの宿命なんで。そういう意味では、すごく調子が上がってきているとは思いますね」

-今日はいろんな野手が打った。湿りがちだったところから打線全体が打った

「いやいや、ちょっと大山は心配だったんですけどね。やっぱり、みんなにつられて1本出たら、ああいう形になるというのはね。点差、開いてても、みんな最後の打席まできっちりとしたスイングというかね、大ざっぱにならずにやった結果だと思いますね」

-大山、佐藤輝は最後まで出続ける

「いやいや、そらまあ、彼らは勝ってても負けてても代えないです」

-西純の投球について

「いやー、まあー、ねえ(笑い)。どう言うたらいいのか。なんかちょっと、忘れてしまいそうな感じになるので、ちょっと引き締めないといけないですね。今日の展開で、5回でね、球数は80(球)にいってなかったんだけど、ちょっと内容的にもね、5回も2死から連打とか。ちょっとあんまり良くないですね」

-母の日でグラウンドにピンク色が目立っていた。新鮮だったか

「いやいや、まあ、前の(監督)時も毎年、こういうのがあったので、久しぶりに思い出しましたね」

-DeNAに3連勝、チームとして4連勝で単独首位

「いやいや、まだ、全然試合数もたくさん残っているので、そういうのは意識せずに、まあでも、みんなが開幕から調子が悪い選手とか、梅野とかもそうですけど、徐々に上がってきたし、調子がいい者は持続してちゃんとやってるんで、まあ、このままいい形をね、崩さないようにね、1試合1試合やっていかないといけないですね」

(囲みの前に1人語りで)

「ちょうど4時間やな(笑い)。言うた通りやろ、今日は4時間ゲームやって(笑い)。なるよな、おーん」

(ペン囲み)

-当たりが出ていなかった選手も含めて

「そうそう、梅野が最初に出てなあ、大山はちょっと最初なあ、力んでなあ、あの右中間の方に弱い打球、フライというかな、あれはやっぱりみんなにつられて1本出たら、あないして3本までなるんやもんなあ、結局は。いかに、やっぱりな、1打席1打席大事に打たなあかんいうことやろな」

-佐藤輝は一塁ゴロから良くなった

「昨日も最初ファーストゴロやったやろ。ああいう凡退をしないとな、凡退でもいい内容の凡退と、どうしようもない凡退があるやん、やっぱりな」

-4回の攻撃で西純に代打は考えなかった

「いや、そんなん全然考えへんよ。こんな雨やし、いけるだけいかそうと思っとったよ、あの時点では」

-佐藤輝が良くなっているのはポイントを前で捉えているからか

「いやそうそう、ポイントがよくなって前で捉えられてるからファーストゴロになるんよ。だから、結局アウトのなり方も悪かったもんな、内容もな。バッターは差されるのが一番つらい。差されるいうことは力負けしているということやな、ポイントでな、結局。自分のポイントよりも差し込まれてるいうことやから、ピッチャーのボールの方が上やということやから、それが一番つらいよな」

-梅野は監督が言うようにコンパクトな打撃

「なあ、今日はえらい楽に構えとったやんか、昨日、一昨日までこんなんしてこんなんしてやって、遅れるいうてるのになあ」

-そのアドバイスも昨日伝えたのか

「おーん。だからもう、そんな構え、あんまりバットに力入るからな、逆に。普通に打ったら、あないしてなあ、最初でも外のボール、ポンとやったらライト前にヒットなるわけやからさ。コツよな、そんなん。コツをつかめば、ヒット出た時なんか、簡単に出てるように思うんよ。そういうもんやんか、バッティングなんか。なんぼ考えて考えて、なあ、打ってもヒットでんとき、いっぱいあるけどな。そういうもんや、そこをやっぱり自分で感覚でつかめばええんや」

-近本は初回のヒットからつないだ。いい存在

「なあ、おーん。何本目やて、聞いとったよ。何本や、今日」

-4です

「なあ。まあ、なあ、打ていうたらヒット打つんやから、しゃあないやんか、数えても。こっちが何か言うあれじゃないから、そんなん。打つなとは言われへんし、なあ(笑い)」

-西純は悪天候の中での投球で苦しんだ。次は

「なあ。ちょっと、分からんもんな、これなあ。ファームで待ってるピッチャーおるんやけどなあ。どういう風に見とったやろな、今日。フフフ。まあ、それはもうちょっと考えなあかんわ。まあ、来週」

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