拓大が国士舘大に先勝した。

同点で迎えた4回、田村大哉内野手(3年=花咲徳栄)がカウント2-1から今季初本塁打となる右越えソロを放ち勝ち越し。河野力内野手(2年=呉港)もソロで、この回2発で2得点。守っては3人の継投で国士舘大打線を4安打1失点に抑えた。

前週、東洋大との3連戦で負け越し、優勝を決められた。田村大は「東洋さんのピッチャー陣と戦って、あんな高いレベルを経験できたから、今日の1本につながったかなと思う。これを秋にもつなげられるように頑張っていきたい」と振り返った。

春季リーグも残り1カードとなった。馬淵烈監督(33)は「東洋さんに勝てなかったのは悔しいですけど、最後までやることが大事なんだと臨みました。(東洋大戦は)2回ともビッグイニングを作っちゃったんでね。ああいうバッティングの東洋さんの力があってうちにはないので、そういったところも勉強になったかなと思います」と話した。