日本ハムのドラフト1位、矢沢宏太(22=日体大)が1軍初登板した。

6点ビハインドの8回から5番手で登板。先頭の宜保を2ストライクと追い込んでから132キロスライダーで一ゴロ、続く広岡は2ボール2ストライクからスライダーで空振り三振、茶野は1ボールストライクから再び得意のスライダーで空振り三振を奪い、3者凡退に抑えた。

投球を見た新庄剛志監督は「良かったね。勝っているゲームで投げさせたかったですけどね。なんなら。キレもあったし。いいもの見せてもらいましたね。緊張する場面でどういうピッチングをしてくれるかっていう。もう1回ぐらい点数に余裕があるときに、今度は勝ちゲームで投げさせてみたいなと思います」と話した。

投打二刀流で調整してきた矢沢は今季、野手としては25試合に出場し75打数16安打(1本塁打)、打率2割1分3厘。投手としては2日のイースタン・リーグ西武戦(カーミニーク)で1イニング登板も、1軍での登板はなかった。

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