交流戦前首位を決めている阪神が、巨人に逆転勝ちし、連勝を6に伸ばし、今季最多の貯金15とした。2位DeNAが敗れたため、ゲーム差も今季最大の5に広げた。

3回、巨人坂本勇人内野手(34)の適時打で1点を先制された。

阪神は巨人先発横川凱投手(22)に6回まで無得点と抑えられていたが、7回から登板した2番手の鈴木康平投手(29)を捉えた。1死から大山悠輔内野手(28)が死球で出塁し、佐藤輝明内野手(24)も安打で続いて一、二塁。この好機でドラ1新人・森下翔太外野手(22)が同点適時打を放ち、さらに救援した左腕高梨雄平投手(30)から木浪聖也内野手(28)が勝ち越しの犠飛を放った。

この日1軍に復帰した湯浅京己投手(23)が8回に登板し1回無失点。今季初登板の先発桐敷拓馬投手(23)は自己最長の7回を投げ、10奪三振1失点と力投。待望のプロ初勝利を挙げた。