オリックスは30日、阪急で79年までプレーした渡辺勉(わたなべ・つとむ)氏が間質性肺炎のため29日に兵庫県伊丹市の病院で死去したと発表した。74歳だった。

宮城県出身。仙台育英から67年ドラフト5位で阪急に入団。阪急黄金期に在籍し、主に控えの内野手として75~77年の日本シリーズ3連覇に貢献した。通算369試合、打率2割1分9厘、6本塁打、24打点の成績を残し、79年限りで引退した。