3月のWBCで世界一に輝いた侍ジャパン前監督の栗山英樹氏(62)が4日、東京のTOHOシネマズ日比谷で侍ジャパンの密着ドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」公開記念舞台あいさつを行った。

映画では、メキシコとの準決勝に先発した佐々木朗希投手(21)の降板後のベンチ裏での様子が映されている。4回に先制3ランを打たれた悔しさから、しゃがみこみ、目に涙をためた様子が伝わる。

その映像を見た栗山氏は「良かったなあって。申し訳ないけど」と思ったという。理由は、佐々木朗への期待の大きさゆえだ。「これから日本を背負う大エースになる人が、この悔しさ、悲しみ、苦しさを背負ったら、もっと大きくなってくれると信じられるので。本当に、心の底から野球の怖さとか、難しさとか感じてくれただけに、さらに飛躍するきっかけになってくれると信じてます」と真意を語った。