日本代表監督の次は、ヨーロッパ野球巡り!? 侍ジャパン前監督の栗山英樹氏(62)が7日、都内で講演を行った。「ドリーム・チームの創り方」をテーマに、3月のWBC優勝に至るまでの選手選考などを語った。

栗山氏は5月いっぱいで任期満了により退任。今後について、出席者からの質問で「野球が発展途上の国で指導するプランは?」と聞かれ、「今、企画書を出してて。ヨーロッパ野球巡りみたいなの、やらせてくれないかな」と打ち明けた。

WBCではチェコ、イタリアと対戦。「あんなに純粋に相手をリスペクトして野球をする。日本でも、それを感じてくれたのではないかなと。日本の野球も、もともと、ああだったので。そういうのをヨーロッパの人たちが持ってくれているのが、すごくうれしくて。ヨーロッパの野球、見てみたいです。すごく新鮮だった」と語った。

特に、1次ラウンドでチェコの選手たちが、佐々木朗希投手との対戦を喜んでいたのを見て「ああいう純粋な気持ちを持ちたい」と話した。