中日は今季12度目の零敗で連敗となった。

松葉が6回途中1失点と粘ったが、打線が3投手の前にわずか5安打と沈黙。7回2死一塁では村松の右前打で、一走・木下が三塁を狙ってあっさり憤死し、楽天の先発早川を攻略するチャンスをつぶした。

立浪和義監督(53)はあきれかえった表情で「自分の足、状況を考えたら。暴走と好走塁は紙一重と言いますけど、紙一重じゃなかった」とつぶやいた。

打線の反発力がなく、調子が上がらず打順を下げた6番ビシエド、7番石川昂がともに無安打。石川昂の無安打は22打席に伸びた。指揮官は「2人とも速いボールで攻められて、捉え切れてない。そのへんはちょっと工夫しながらやっていかないといけない」と頭を悩ませた。

直前の西武3連戦でカードを勝ち越した勢いはなく、再び最下位に転落した。【伊東大介】

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