巨人アダム・ウォーカー外野手(31)が“ミラクルヒット”でチャンスを広げた。

1点を追う8回2死一塁、楽天が左腕の鈴木翔にスイッチしたところで丸の代打で登場。内角152キロ直球を詰まりながらも振り抜いた。バットは根元から真っ二つに折れて三塁側の内野席まで飛んでいく“珍プレー”。場内は騒然となった。

打球はフラフラと上がって一塁手の頭上を越えるポテンヒット。二塁まで到達し、2死二、三塁とチャンスを拡大した。

しかし、続く中田翔が三ゴロに倒れて無得点。勝てばDeNAの結果次第で交流戦Vが決まる一戦だが、ウォーカーの作ったチャンスで勝ち越すことは出来なかった。

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