今季3度目の完封勝ちを挙げたオリックス宮城大弥投手(21)が、誕生日プレゼントを“おねだり”した。

散発4安打に抑える快投で、今季最多の12三振を奪って完封での9勝目。「ほっとしました」。チームの今季最長6連勝も導いた。

この日は21歳ラスト登板。一夜明けた25日には、22歳の誕生日を迎える。ヒーローインタビューでファンからたくさんの拍手で祝福されると「前日にたくさんの方に祝われて、うれしいです」と笑顔。「また、1つ年を取りますので、しっかりいい大人になれるように頑張りたいと思います」と誓った。

試合後、先輩たちからプレゼントをもらえそうかと聞かれると「いやあもう最近は全然ないので、ちょっと怒ってます(笑い)」とアピール。反対に、17日に誕生日を迎えた先輩の山本からは、手のひらを出して、プレゼントを“おねだり”されていた。「そこは先輩の意地を見せてもらおうと。僕が後輩に伝えていくので、まずは由伸さんから背中を見たいと思います」とにやり。いつも背中を追う先輩へ、誕生日祝いの“プレッシャー”をかけた。

最短で26日に優勝マジックが点灯。「チームは今いい感じなので、みなさんと一緒に優勝したいと思います」。ファンへ呼びかけると、再び大きな拍手をもらっていた。

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