阪神村上頌樹投手(25)が「運命を変えた場所」で、また快投を見せた。7回完全投球で衝撃を残した4月12日以来の巨人戦での先発。同じ東京ドームを舞台に再び躍動した。6回3安打、9奪三振、1失点の好投だった。

3回2死満塁が最大のピンチだったが、坂本に141キロのカットボールを投げ込み、見逃し三振に仕留めた。6回2死二塁では代打中田翔を147キロ直球で空振り三振。3回、6回ともに雄たけびを上げ、感情むき出しにマウンドを守った。

3回の失点は味方の失策によるもので、自責点はゼロ。9試合連続でクオリティー・スタート(6回以上、自責点3以内)をマークする安定感抜群の投球で、防御率1・89はリーグ唯一の1点台でトップを走る。

すでに2桁10勝を挙げている巨人戸郷との投げ合いにも1歩も引かなかった。7月28日に7勝目を挙げてからは勝ち星から遠ざかっているが、勝ち投手の権利を得てマウンドを降りた。

「森下がホームランで先制点を取ってくれて、その後も野手のみなさんが追加点を取ってリードを広げてくれたので、自分らしくテンポ良く投げることができたと思います。野手のみなさんに感謝します」とコメント。135日ぶりの東京ドームで、再び真価を見せつけた。

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