阪神佐藤輝明内野手(24)が今季自己最長の8試合連続安打で長期ロードを締めた。2回に大山、ノイジーが四球を選択した無死一、二塁。「四球が続いたので、ストライクを取りにきたボールを積極的にスイングする意識でした」。巨人メンデスの152キロ直球を左前に運び、二塁走者の大山が生還。先制適時打を決めた。「ちょうどいい(走者が)かえっていける当たりだった」と胸をなで下ろした。
これで4試合連続打点。8月に打ちまくっている。打撃の状態が上向いているかという問いにも「そうだと思います」と認め、手応え十分だ。今季、敵地で最後となった「伝統の一戦」で2試合連続先制打を放った背番号8。関東の虎党にも最後までフルスイングで期待に応えた。
ここまで苦戦してきた長期ロードも乗り切った。8月の月間打率は1年目、2年目とも2割2分台。だが、今季は22試合で打率3割5厘、3本塁打。8月の試合残り2試合で3割台をキープしている。「そろそろ打たないと、という感じなので」。打撃不振で6月下旬月に2軍へ降格し、7月下旬に再昇格。悔しい経験も糧にし、結果でアピールし続けている。
チームも長期ロードを大きく勝ち越し、本拠地甲子園に帰還する。29日からDeNAとの2連戦に臨む。「変わらずチームで戦っていきたい」。虎の夏男がこのまま最後まで突っ走る。【三宅ひとみ】



