楽天荘司康誠投手が、苦しみながらも今季2勝目を挙げた。立ち上がりから制球が定まらず。3回は4四球で1点を失った。それでもなんとか踏ん張り、5回7四球ながら、2安打1失点。「ストライクを取らなきゃという気持ちが余計に悪さした」と厳しい表情だった。
納得のいかないマウンドでも、挑戦と収穫はあった。前回登板から中7日で、岸にカーブのアドバイスを受けた。投げ方や意識を質問。これまでストライクゾーンの真ん中に縦で入れるイメージだったが、岸は右打者の外角ボールゾーンに出す感覚だった。荘司は「抜けてもボールだし引っかけても外にいく。そういう意図で言っているんだろうなと」と分析。練習から早速取り入れ始めた。この日投じたカーブ15球のうち、ボール球は9。それでも「悪くはない。試行回数増やしていけば良くなっていく」と手応えをつかんだ。
粘投でチームを勝利に導き、3位とはこれで2差。逆転CS進出へ向けて「もうひと踏ん張り。最後まで勝ち続けられるように頑張りたい」と力を込める。先発として、さらに貢献できるように。登板を重ねながら、進化を続けていく。【湯本勝大】
▽楽天石井監督(5回7四球ながら2勝目を挙げた荘司に)「昔の僕を見ているようでした。野村監督も、僕のことをこうやって見ていたのかな」
▽楽天小深田(3戦ぶりの先発で2安打2打点)「2試合何もできなかったので、今日はチームの力になれるように頑張ろうと思って臨みました」
▽楽天岡島(2回1死三塁で左前へ先制の適時打を放ち3連勝に貢献)「本当にいい流れで来ていると思うので、また明後日からいいリズムで試合に臨めるように頑張りたい」



