最下位脱出に成功した日本ハム新庄剛志監督(51)が、勝ってかぶとの緒を締めた。1点差試合を制したが、毎回走者を出しながら攻めあぐねて接戦に持ち込まれた試合展開でもあった。「ちょっと細かいところ…」と2つのシーンを振り返った。
まずは7回に二盗を試みてアウトとなった上川畑について。「(相手投手の)クリスキーは真っすぐで(捕手まで)1・38(秒)ぐらいかかる投球。上川畑君、いいスタートを切ってもアウトになるっていうことは、やっぱもう半歩リードを大きく取ったらセーフになれるっていうところ」と指摘した。
次に4回2死満塁で一塁走者の古川が西武のサインプレーで、けん制死となった場面についても言及。「あれは、コーチがしっかり指示しとかないと。ああいうプレーをしてくるチームなんで。何回も見てきているから。コーチのミスです」と断言した。
それでもチームは2カード連続の勝ち越しで、8月は3試合を残して13勝9敗1分けとし、5月以来の月間勝ち越しも決めた。7月15日以来の5位再浮上で4位楽天とは4ゲーム差、CS圏内の3位ソフトバンクとは6ゲーム差とジワジワ追い上げている状況。新庄監督も「上位のチームはたぶん、今のファイターズはめちゃくちゃ嫌なチームだと思うし、やりづらいと思う」と感じているからこそ、あえて反省点を自ら挙げて成長への糧にすることをチーム全体に求めた。



