阪神近本光司外野手(28)が右脇腹付近に死球を受け、途中交代した。9回先頭、左腕山本の内角球が直撃。近本はその場に倒れ込み、しばらく動くことができなかった。

近本は7月2日にも巨人戦の7回に左腕高梨から右脇腹に死球を受け「右肋骨(ろっこつ)骨折」と診断され、離脱した。同22日のヤクルト戦で復帰し、ここまでプレーしていたが、またも同箇所に死球を受けた。神宮のファンはざわつき、異様なムードとなった。

試合後のハイタッチには姿を見せ、笑顔もあった。患部について「いや、何ともないです、分からないです」と返答。「当たってたら痛いですよね。それは。あんまり何もなかったらいいと思います、僕は」と気丈に話した。

岡田監督は「情けないのお。2年連続で優勝したチームやのにのお」と激怒。「まあ、あきれるよなあ。おらんかったもん。高津。ベンチに。(試合後は)探したけど」とあきれるように言った。

▽阪神平田ヘッドコーチ(死球を受けた近本について)「この前(骨折)やったところと同じような箇所なので、ちょっと心配やね。明日の状態を見てからやね」

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