育成ドラフト出身の高卒6年目右腕、オリックスの東晃平投手(23)が6回に2死から初安打を許し、完全試合達成はならなかった。
初回はわずか8球で打ち取ると、流れに乗った。テンポ良くアウトを積み重ね、5回を終えて1人の走者も許していなかった。6回2死から奈良間に初安打を許すと、続く万波に適時二塁打を浴びて失点した。
9日ロッテ戦では山本由伸投手(25)がノーヒットノーラン。10日ロッテ戦では宮城大弥投手(22)が4回まで無安打に抑えるなど、8回1安打無失点投球と好投が続いていた。
東は神戸弘陵(兵庫)から17年育成ドラフト2位でオリックス入団。昨年初登板し、今季は試合前時点で7試合に登板し、4勝0敗、防御率1・89。デビュー戦から無傷の5連勝中だ。