楽天浅村栄斗内野手(32)がロッテ戦(ZOZOマリン)に「4番二塁」で先発。連続試合出場が1143試合にのびた。現西武監督の松井稼頭央(西武)に並び、パ・リーグ最多記録となった。

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楽天浅村は7月、元サッカー日本代表のカズ(三浦知良、56)と食事をする機会を得た。元々親交のあった前日本代表DF吉田麻也が橋渡し役となり、日本代表MF久保建英らも一緒にテーブルを囲んだ。

カズとは初対面だったが、またとない機会。トレーニング法、調整法などを質問した。競技が違うこともあるが、経験談を交えたキングカズの言葉は、すべて新鮮だった。

「あんなレジェンドは身近にいないので、話すだけで貴重。その年までやられている理由はやっぱりあるんだなと思いました。自分の引き出しになった。生かせるかどうかは分からないけど、なにか困ったとき『そういうこと言ってたな』と思えるような話はできたかな」。パ・リーグの連続試合出場記録には並んだが、もっと年齢を重ねても現役で出場を続ける選手がいる。まだ32歳。カズから授かった金言を胸に、これからも第一線でグラウンドに立ち続けていく。【湯本勝大】