侍ジャパン前監督の栗山英樹氏(62)がチェコ野球のアンバサダーに就任する。

ヨーロッパ選手権が開催される同国に滞在中。チェコ野球協会が日本時間21日に公式X(旧ツイッター)を更新した。「(チェコ第2の都市である)ブルノで、彼(栗山氏)はチェコ野球の名誉アンバサダーになって欲しいという(チェコ代表監督の)パベル・ハジムのオファーを受諾した」と伝えた。

侍ジャパンとチェコは3月のWBC1次ラウンドで対戦。はつらつとしたプレーが日本のファンの共感を呼んだ。後日、ロッテ佐々木朗が死球を与えた相手選手にお菓子を贈るなど、交流が続いた。

栗山氏は5月いっぱいで退任後、チェコやイタリア代表に触れ「純粋に相手をリスペクトして野球をする。そういうのをヨーロッパの人たちが持ってくれているのが、すごくうれしい」と話していた。今回、チェコを訪れ、ハジム監督と再会。チェコ代表との縁が深まった。