京産大は大院大に2連勝で、今季初の勝ち点を獲得した。
5番の山本陸捕手(3年=奈良大付)が2安打4打点の活躍で、チームの10安打10得点に貢献した。初回、2死三塁から先制の左適時打を放った。6-5の6回にも2死満塁の好機に、左適時二塁打で3点を追加し、塁上で満面の笑みを浮かべた。
今季は前節まで2勝4敗と苦しんだ。山本は「(走者を)かえすことだけを考えていた。2勝目が課題だったので勝ち切れて良かった。次につなげたいです」と勝ち点獲得を喜んだ。
16日から27年ぶりに監督復帰し、指揮を執る今村良平監督(60)も「打線がよくつながって成果が出てきた。手応えはあります」と選手をたたえた。