昨年6月に中日と育成契約を結んだキューバ出身のペドロ・レビーラ内野手(24)が、メジャー契約を目指し亡命したと26日(日本時間27日)、全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ氏がX(旧ツイッター)で伝えた。

ジャリエル・ロドリゲス投手が3月に亡命した際も第一報を伝えた同記者は、Xで「関係者によると、レビーラはキューバ野球連盟との関係を継続せず、MLBチームとの契約を目指す見込みだ。レビーラは21~22年にキューバリーグ最多26本塁打を放ち、同野球連盟を通じて中日と契約を結んだ」とリポート。さらに「24歳にしてパワーがあり、おそらく複数のMLB球団から関心を集めるだろう。今後はドミニカ共和国に入国し、契約手続きを開始する予定」と伝えた。

レビーラは昨年6月15日に中日と育成契約を結び、7月27日に支配下登録。同30日の広島戦(マツダ)で1軍初出場し、初打席初本塁打を記録した。しかしその後は低迷し、今季は再び育成選手として契約。昨季は1軍21試合で打率2割3厘、1本塁打、3打点。今季はウエスタンで48試合に出場し打率1割8分8厘、3本塁打、14打点だった。