阪神が中日に敗れ、レギュラーシーズン本拠地最終戦を白星で飾れなかった。 2度目の先発となったドラフト6位新人富田蓮投手(22)が、1回に中日細川に23号2ランを浴び先制を許す。富田は2回にも1点を失った。
阪神は4回に反撃。1死一塁から、大山悠輔内野手(28)が2試合連続の17号2ランで1点差に迫った。
だが、直後の5回、1死から岡林の遊ゴロを木浪がエラー。2死から細川に、今度はセンターへ24号2ランを被弾。富田は5回6安打5失点(自責3)でマウンドを降り、先発初白星はならなかった。
2番手の西純矢投手(22)も7回に2失点。打線も6回無死満塁の好機で無得点に終わるなど、あと一押しがなく、完敗した。
岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。
-先発富田が乱調
「なあ、もうちょっとなあ投げてくれると思ったけどな。初回で出ばなをくじかれたからなあ」
-途中立ち直ったかと
「あそこ(5回)もエラーあったけどな、あそこを抑えておけば、だいぶ違ったけどな」
-西純は
「いやーもうなあ。悪いときに戻っとるわな。最後、ファーム(21日オリックス戦で5回5失点)でも悪かったからな。結局な。7番、8番にフォアボール、フォアボールじゃあ、2アウトからな」
-打線は相変わらずタイムリーが出てない
「なあ、そらノーアウト満塁でボール球、ボール球振っとったら、そら」
-森下の内容はどう見たか
「まあ、そうでもないやろお。まだなあ、自分のスイングでそないして打ててないよなあ」
-甲子園最終戦ということでベストメンバーで臨んだのか
「そうそう」
-お客さんのために
「まあ、そうやんか。まあなあ、キャッチャーも長坂でいこかなあと思たけど、まあ最後やしなあ」
-最後白星で締めたかった
「まあ、何回勝つんよ! お前もう。そんな簡単に何回勝つんや。そんな、簡単に勝たれへんのやで。相手がいるんやから」
-大山が2戦連発。変化は
「そりゃ、わからん。そんな」
-残り4試合はどう戦っていくか
「どう戦うって、まあ、普通に、ずっと言ってることやけどな、普通にやるていうか、お前、まあな、ピッチャーはなもうだいぶ、ほとんど投げさせへんけどな。青柳1人だけ、ちょっとな(得意の)DeNAやからな。そこは投げさすけど、あとはもう、そら点が何点とかは分からへんけどな。それができるのは勝った特権やんか。そやろ、そういうことやんか」
-スピーチでは佐藤輝にしゃべれと
「いやいや、誰かしゃべるかなと思って」