阪神佐藤輝明内野手(24)が、得意の球場で「キャリアハイ締め」を目指す。今季最終戦の4日ヤクルト戦(神宮)に向け、甲子園での全体練習で汗を流した。ここまで23本塁打を放っており、新人年の21年に記録した自己最多24本に王手。自身タイの1発に期待もかかる中「普通に行くだけです」と泰然自若で臨む。
今季の神宮は打率は3割2分6厘。セ・リーグ本拠地ではトップの数字だ。「打って、勝てればいいですけど」。本塁打も本拠地甲子園に次ぐ4本で、記録更新の期待はふくらむ。
6月には打率1割7分9厘と苦しみ、同25日には2軍降格も経験した。それでも後半戦に調子を上げ、9月は3割4分4厘、7本塁打23打点と躍動。18年ぶりのアレを決めた9月14日巨人戦(甲子園)でも、貴重な中押し2ランを放った。岡田監督も「ホームランとかも出とるけど、やっぱり率も上がってるわけやんか。それがまず一番やな。率が上がっていくと、自然とホームランも増えてくると思う」と分析。打撃上昇に太鼓判を押す。
優勝決定後のチームは5勝8敗1分けと苦しむ。だが輝の1発で快勝締めができれば、2週間後のCSファイナルステージにも良いイメージで臨める。さあ、神宮の夜空にアーチをかけろ。【波部俊之介】



