DeNAが、トレバー・バウアー投手(32)の残留交渉を本格化する。

来日1年目の今季は5月3日の広島戦で1軍デビューし、19試合で10勝4敗、防御率2・76。萩原チーム統括本部長は「本人から、シーズンが終わってから考えたいという意向はもらっていますので、これから本格的に交渉していきたいと思っています」と話した。

レッズ時代にサイ・ヤング賞を獲得したが、ドジャース時代の21年6月に女性に対する暴行疑惑が浮上し、制限リスト入り。今年1月に自由契約とされ、3月に出来高含め総額300万ドル(約4億3500万円)で電撃加入した。大きな注目を集める中、月間MVPを2度受賞し、オールスターにも選出され、強烈なインパクトを残した。

今オフは、日米間での争奪戦が予想される。萩原チーム統括本部長は「(前回も)今までにない斬新な契約の提示はしたと思いますけれど、引き続き、彼らもそういったクリエーティブな発想は大歓迎だということは聞いていますので、できる限りの手段を取って、契約に結びつけたいというふうには考えております」と残留を熱望した。

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