さあ、ドラフト会議だ! 今日26日、「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が都内で開催される。前日25日までに1位指名を公表した球団は広島、西武、中日、ソフトバンクの4球団のみで、競合によるくじ引きとなる可能性が高い。4年ぶりに有観客で迎えるドラフトで、どんなドラマが生まれるのか。

 

◆見せるドラフト ドラフト会議は第1~3回(65~67年)まで密室で行われ、報道陣に初公開されたのは68年。テレビ中継が始まると、司会を務めたパ・リーグ広報部長の伊東一雄氏(故人)が張りのある高い声で選手名を読み上げる様子が浸透した。88年まで指名選手は手書きの短冊型ボードで掲示され、89年からは会場に設置された大型モニター画面で紹介。09年からは会場にファンが招待される一般公開となり、劇場化が進んだ。11年には巨人の単独指名と思われた菅野智之投手(東海大)を日本ハムが強行指名し、会場は大いに盛り上がった。コロナ禍のため20~22年は無観客となったが、今回は4年ぶりに有観客。抽選による無料観覧を取りやめ、有料席(全席指定)が1枚3300円(税込み)で販売された。