阪神のヨハン・ミエセス外野手(28)が6日、米国へ空路で帰国の途についた。出発前に、報道陣の取材に応じた。

来日1年目の助っ人は60試合に出場。打率2割2分2厘、16打点、5本塁打を残し、ムードメーカーとしても虎党の人気を集め、目の横に指を添える「ギャルピース」も定着した。

日本シリーズでは、10月29日第2戦で「7番DH」で先発出場した。

ミエセスは「家族のような一員になれた。初めて来たときから全員がよくしてくれて、(自分も)家族と思って接した」と語った。

リーグ優勝直後のビールかけでは「本日の主役」と書かれたたすきを下げて登場。岡田監督から「ミエちゃん。今日“主役”ちゃうよ。成績にちなんだ暴れ方を」と突っ込まれた。だが、日本一のビールかけで「今日はみんなが主役。ミエちゃん。ふふふ。成績は問いません」と満面の笑みをこぼした指揮官と歓喜の美酒を浴びた。「勝とうが負けようが自分は“主役”だった。最後に勝てたから、(今季は)“主役”になれたと思います」と笑いを誘った。

シーズン終盤にはOB糸井嘉男氏とのSNSでの交流が盛んに目立った。「彼だけじゃなく、いろんな先輩が話しかけてくれた。言葉は通じないけど、向こうも考えて接してもらった」と感謝の意を示した。

来季の残留は決定的だ。「(日本の)文化はすごく覚えた。上の人に対する尊敬はドミニカではない文化。楽しく学びましたし、実際(その文化を)好きになった」。キャリーバッグに神社のお守りを結んだ助っ人が、最後はお決まりのピースサインを決めて帰国した。

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