日本一の阪神から侍ジャパンとして戦う両左腕が好投で貢献した。

まずは及川雅貴投手(22)が0-0の5回2死二塁から先発赤星の後を受けて2番手で登板。1番林孝程に対してボール先行となったが、フルカウントとすると6球目の変化球で空を切らせた。先制のピンチを救って、グラブをポンポンとたたいて喜びを表現した。

打線が無安打の中でのピンチを抑え、「打線もなかなかヒットが出ていなかったので1つのポイントだったと思いますし、そこを抑えられて良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。次回登板へは「思い描いていた内容では投げられなかったので反省しつつ、短期決戦なのでしっかり結果を追い求めてやっていきたい」と話した。

8回からは4番手で桐敷拓馬投手(24)がマウンドに上がった。先頭を直球で右飛にねじ伏せると、続く打者にも内角速球でつまらせて左飛。最後の打者には10球粘られるが、138キロフォークで空振り三振に抑えた。

最速149キロを計測するなど力強い投球で1回1奪三振無失点。「自分のピッチングができた。ストライク先行できたところが一番良かった」と納得の投球となった。森下の1発に及川の好投と阪神勢が活躍しており、「だいぶ刺激になりましたし、自分もやってやろうと思いました」と力に変えた。直後の攻撃で追加点をもたらす好投。スペードのエースとして日本一へ貢献した左腕が会心の侍デビューを果たした。【林亮佑】

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