ロッテのドラフト5位、明徳義塾・寺地隆成捕手(18)が20日、高知市内のホテルで契約金3000万円、年俸500万円で契約した。プロの一員となり「率直にすごくうれしく思っています」と背筋を伸ばした。

広角に長打が打て、将来的な「打てる捕手」として期待される。9月のU18ワールドカップ(W杯)では1番打者として日本の初優勝に貢献した。憧れていた打者は元巨人高橋由伸氏(48)で「甘い球はファーストストライクに来ると思っているので、初球にかける集中力は高橋由伸選手を参考にして練習しました」と明かす。

東京都出身。関東の球団に入団したい気持ちがあり、それがかなった。「日本で一番速い投手、佐々木朗希投手を受けさせていただいて、プロの世界がどれだけのものなのか見てみたい」と話し、「捕手の経験は少ないですけど、数年後には(1軍に)定着できる選手を目指したい」と意気込んだ。

(金額は推定)

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