巨人が楽天から自由契約となったエスタミー・ウレーニャ内野手(24)を育成選手として獲得することが27日、分かった。

20年から3年間は巨人でプレーし、22年はイースタン・リーグで打点王を獲得するも、オフに戦力外となった。今季は楽天でも育成契約で同リーグで66試合で打率2割4分2厘、5本塁打、18打点だった。

ウレーニャは阿部監督が現役引退直後、ドミニカ共和国での入団トライアウトを直接視察して獲得した。来季は来日5年目で日本の野球にも順応してきていることと、外野、一塁、三塁を守れることが獲得材料になった。春季キャンプ、オープン戦でのアピール次第では支配下昇格のチャンスは十分にある。

来季の外国人の構想も固まってきた。ウォーカーがソフトバンクにトレード移籍し、ブリンソンは退団。投手はメンデス、グリフィン、バルドナードが残留の方向で、ビーディ、ロペスが退団の見込み。育成はウレーニャに加え、投手ではルシアーノらが支配下を狙う。外国人も日本人同様に育てあげることが戦力の底上げにつながる。