阪神からドラフト6位で指名された大経大・津田淳哉投手(22)が3日、大阪市内のホテルで入団交渉を行い、契約金3000万円、年俸720万円で仮契約を結んだ。

憧れだったプロの世界に飛び込む右腕は「これから勝負が始まるんだなという覚悟が出てきました」と引き締まった表情で語った。

契約金などの使い道は世話になった人たちに恩返しする予定。「今まで支えてもらった方に何か恩返しできたらなと思います。焼き肉をごちそうできたらなと思います」と照れ笑いを浮かべた。

担当の渡辺スカウト(現2軍投手コーチ)は津田の特徴について「縦軸でうまく体を使えて、上からしっかりとボールをたたける投手」と説明。持ち味はカーブだといい、「まだ若いのでまだまだ伸びしろはある。(2軍で)会わない方が一番いいけれど、もし何かあったときは自分が一番見ているので、アドバイスできればなとは思っています」と期待を込めていた。

阪神はこれでドラフト指名した育成を含む全8選手と仮契約を結び、入団が決まった。(金額は推定)

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