阪神近本光司外野手(29)が9日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、今季の1億7000万円から1億5000万円アップの3億2000万円でサインした。近本は来季6年目。6年目で3億円を突破した野手は23年のヤクルト村上(6億円)がいるが、外野手では97年のオリックス・イチロー、21年オリックス吉田正(ともに2億8000万円)を上回り、史上最高額となった。「ありがとうございます、という感じです」。

選手会長3年目だった今季の近本は、死球による骨折での離脱がありながら129試合に出場し、打率2割8分5厘、8本塁打、54打点、28盗塁。リードオフマンとしてチームを引っ張り、18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に貢献した。2年連続4度目の盗塁王のタイトルを獲得したほか、3年連続3度目のベストナイン、ゴールデングラブ賞も受賞。名実ともに球界を代表する外野手となった。

来季の目標として「連覇したいですっていうのは今しか言えないので、球団とも話をして、ぜひやってほしいと。できると思うって言われたので。僕たち選手が個々の能力をもう少し上げて発揮できるようにしないと難しいと思うので、個々の能力をもう少し上げて、頑張って勝ちたいと思います」と力強く話した。30歳を迎える来季も、チームの中心として走攻守にフル回転する。(金額は推定)

【一覧】プロ野球12球団の契約更改状況