ソフトバンク小久保裕紀監督(52)がシーズン初仕事であらためて監督業の「重責」を痛感した。10日、福岡市内の映画館で行われた球団製作の長編ドキュメンタリー映画「思い出を、超えていけ。30th Documentary HAWKS」のプレミア上映会にゲスト出演。映画はホークス低迷期から常勝チームへの変遷を描いたストーリー。「この先の30年に向けて中心になってくれる選手を1人でも多く出したい。いい伝統を残せるか。次の30年に向けてスタートの年。しっかり強いチームを取り戻せるように頑張ります」。約300人の観衆を前に背筋を伸ばして話した。

4年ぶりのV奪回へ向け、再建のタクトを振る。「3年優勝していないし、常勝(チーム)ではない。我々は(3連覇の)オリックスに挑戦していかなければいけない」と気を引き締めていた。

なお、同映画は19日から全国27劇場で上映される。

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