ヤクルト木沢尚文投手(25)が15日、埼玉・戸田球場で新年初のブルペン投球を行った。約20球を投げ「キャッチボールでやりたいことは傾斜でもできた」とうなずいた。

22、23年と2年連続で50試合以上に登板してブルペンを支えた。昨年12月にはトレーニングの幅を広げるべく、米フロリダ州の施設で自主トレを敢行。「フィジカルに関しては向こうでやったので、次は技術的なアプローチってところで」。16日には福岡に飛び、「鴻江スポーツアカデミー」の門をたたく。

メッツ千賀も師事したスポーツトレーナーの鴻江寿治(こうのえ・ひさお)氏が主宰する合同自主トレで、中日松葉、日本ハム黒木、ロッテ種市、西武今井、隅田らが参加している。「もともと鴻江先生の本とか読んだりしてて、直接教えていただきたいなと思っていた。(今オフは)例年と違うことばかりしてるので、そういう意味では多少不安はあるんですけど、若いうちにできるだけ吸収したい」と刺激を注入する。

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