ソフトバンク和田毅投手(42)が15日、長崎市内で自主トレを公開し、急転直下となった人的補償問題に初言及した。西武側は当初、FA山川の人的補償で和田を指名する方針を固めたが、球団内外のハレーションや影響などを両球団が熟慮。急きょ甲斐野が移籍する急展開があった。和田は「もうその件には触れたくない」と話すにとどめた。

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<和田を巡る人的補償問題の経緯>

◆指名 1月10日にFA山川の人的補償として、西武側が和田を指名する方針を固めたことが判明。西武側は方針通りに和田を指名した。

◆急転 チームの顔の流出に対する反響の大きさなどを鑑みて、両球団が話し合って急きょ方針を転換。翌11日に18年ドラフト1位で最速160キロの剛腕・甲斐野央投手(27)が人的補償に選ばれる急展開があった。当初は和田の指名を打診されたことについて問われた三笠GMは「コメントはありません」と話した。

◆初言及  和田が15日に長崎市で自主トレを公開。急転直下となった人的補償の件について、公の場で初めて言及した。

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